04-09-21 ホラー番長イベント ロフトプラスワン
なんちゃって司会のWナカハラ(右から中原昌也、中原翔子)
とホラー番長こと高橋洋(左)

『悪魔の刑事まつり』宣伝中のアフロにグラサンな園部貴一(手前)

とにかく園部貴一は『ダーティハリー』のサソリに似ているという話。
喋らないのでは...





と危惧されていた新人監督・港博之(中央)だが、
案外喋って一安心。
西山洋市の『運命人間』は黒澤明のあの名作との意外な類似が発覚、全員が驚く。
この日は「映画秘宝」12月号(10月21日発売)のグラビア撮影もあった中原翔子 。

やはり黒澤明はノワールだったのか‥‥。
西山洋市は、酒を飲むと映画をめぐる根源的で重要な発言を連発する男なんだが、
一緒に酔っぱらった人にしかその凄さが判らないという厄介な存在なのである。
そこで近日「もっと地下映画」のコーナーで、 酩酊中の彼の発言を弟子たちが必死にメモした「西山洋市語録」を掲載予定。
乞うご期待!

イベントにもマチルダの衣裳とメイクで登場。
「頂上は見えたんですか?頂上は!?」

浦井崇(左から三番目)の振った鈴木 ○香 ネタに食いつく中原昌也(右端)
浦井崇はバイト先のレンタカー屋の話を延々として時間が押した。

恐るべしソドム。

楽屋で変装中の園部貴一。


蛇吉にではなく集団自殺刑事に変装してしまった,,,。
結局、司会するハメになった宣伝・しまだゆきやす ...

ご愁傷様です。
確かに‥‥、

港は妙に風格が出てきたのであった。
母の眼に醤油をさした経緯を語る浦井崇。

本当にひどい人間だ。
この後の飲み会で「僕が唯一信じるのは"人情"です」と発言。
こういうことを書くとまた園部貴一は傷つくかも知れないが、

やはり何かに似ているとしか思えない。
イラク人捕虜の虐待写真に写り込んでいた、あの女性兵士 に似 ていないだろうか‥‥。
何かに似ているということは重要だ。
この後は『稀人』脚本の小中千昭氏が登場して高橋と『邪願霊』トーク。
「小中さんがダンボールで"狂気山脈"を作ってきて、清水崇にさあこれを撮れと突 きつけたら、
清水は映画のカタストロフを体験できたんじゃないか」と高橋。
しかし小中氏は清水に(エピソード集ではない)長篇を撮らせようという親心の持ち主なのであった。
それしても小中氏の超低予算怪獣映画が見たい。
次の番長で出来ないかしら?
トークはさらに岸野雄一氏の飛び入り参加で『怪傑ズバット』や『ノストラ ダム スの大予言』など破壊映像大会。
『ノストラダムス』の藁葺き屋根が燃えるショットはやはり涙が出そうになる。
実はラストに新谷尚之による「西成区暴動」など 、さらなる映画破壊が待機していたのだが、おしくも時間切れ。
次回イベントでの全開を期待したい。
(記事:高橋洋/写真:新谷尚之)